伊藤維建築設計事務所

Fab Cafe Tokyo Furniture / 2022

渋谷区道玄坂上のFab Cafe Tokyoのための屋外家具。製材所で普段廃棄される「ノタ材」を天板とし、皮を残しながら一部を削り部分的に平面をつくることで、カフェの一時滞在のテーブルとして十分な機能を確保し、また簡易に組立解体ができる構成としている。東京の人工的な環境のなかに、野生的な素材・曲面が突然挿入されながら、総体としては他の要素と取り合いながら、周囲になじんでもいる状態を目指した。